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2011年11月27日

まるでわが身を見るような馬

2011年10月10日

北海道河東郡音更町にある十勝牧場を訪問

展望台に行ったらおよそ60頭のばん馬が放牧地の端に固まり、居眠りをしていた
立ったまま寝ている馬群の足元に横たわる仔馬が1頭。
まるでわが身を見るような馬
群れからやや離れて2頭が草の上に横たわっていた。
奥の黒い子は身体の大きさ、たてがみの長さからして当歳らしかった。
まるでわが身を見るような馬
手前の栗毛は少し大きくたてがみも長かったので1歳~2歳か?
まるでわが身を見るような馬
しばらくするとすっかり馬体を横たえて大鼾をかきはじめた(^^ゞ
大鼾で爆睡するばん馬 Snoring Japanese Draft Horse

あまりにも大きな鼾だったので、動画を撮ってしまいました( ´艸`)

更にしばらくするとばん馬たちは一斉にぞろぞろと放牧地の奥へと歩き出しました。
平原を移動するばん馬の群れ Herd of draft horse walking in pasture

ほぼ一列になってぞろぞろぞろぞろ。
途中立ち止まり、ボロやオシッコをするものもあり。
まるでわが身を見るような馬
群れで眠っていた馬たちはぞろぞろ歩いて散り散りに広い放牧地に遠ざかってしまった。
ところがあの栗毛の子だけはまだ鼾をかきながら横たわっていたface08
他の馬は遥か遠くまで移動し、草を食べていたのに....

ずいぶんたってから栗毛がようやく立ち上がった。
周りを見渡すと、一つの群れが草を食べていた丘の上に向かって歩き始めた。
ずっと後を目で追っていたが走りはしないものの歩く速度は速く、あっというまにその群れに追いついた。
(その群れの中に彼・彼女の親がいたのかもしれない)

その様子を見ていたらなんだかその栗毛の子が自分にそっくりに思えた。
1.一度寝たらなかなか起きない。
2.団体行動を乱す。

違うのは、私だったら起きたときに仲間がいなくなっていても
「あ~せいせいした」
と思うだけで、後を追ったりしないだろう(^~^)

まるでわが身を見るような馬
この子はとても人懐こい子で近づいてきてじっと見つめるので、話しかけてお鼻を撫でてみたが、
全く怖がらずじっとしていた。
毎年北海道にツーリングに来る息子さんに初めて連れてきてもらったと嬉しそうに話していた関西弁の初老の女性も
私に習ってこの子を撫でたが、やはりおとなしく撫でられていた。
どんな思いで観光客を見ていたのだろう?
態度や目つきで喜怒哀楽はなんとなく読みとれるが、細かい気持ちまでは読みとれないのが残念。

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Posted by Sea Chariot at 03:49│Comments(0)牧場巡り
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