震源地? ばん馬の取っ組み合い

Sea Chariot

2013年02月03日 03:13

2月2日(土)

テレビのチャンネルを変えたとき、
23時17分頃十勝地方中部にて最大震度5強の地震が発生と報じられていた。
iPadでFacebookにログインしていたので、帯広競馬場の森田獣医師を訪問したら無事が確認できてホッとした!

気象庁によると日高地方も震度4とのことですので、馬産地も揺れたようです。

2009年6月22日

北海道河東郡音更町十勝牧場

午前11時頃、霧のような雨がしとしと降る中、緑が生い茂る放牧地の端っこの木の下で20頭前後のばん馬が立ったまま居眠りをしていた。

しばらくすると群れから飛び出し、じゃれ合うばん馬がいたり
その周りで我関せずと草を食べている馬もいた。
のどかな風景を眺めていたら、いきなり2頭の格闘が始まった。

黒い馬が栗毛にのしかかり

倒そうとしてたのか?

栗毛も簡単には引き下がらず、抵抗

「何だこの野郎!」
脚で押さえつける黒毛

「どうだ!まいったか?」

しかし栗毛も負けずにすり抜けた

「お前になんか負けてたまるか~っ!」

「やるかっ」

駆け去る黒毛を追いかける栗毛

「逃げるのか?ひきょう者!」

追いかける栗毛に後ろ蹴りを見舞った黒毛
人間の目にはとても痛そうに映ったのだが、馬同士加減をしていたのだろうか?

黒毛の首にかみつく栗毛

「よくも蹴ったな!」

生い茂る緑の中を駆け巡りながら力争いをしてる感じだった。

2頭とも白目を剥きだして真剣

ついに栗毛が黒毛をとらえた!
推定体重900キロ前後に見え、見ている人間にはかなりのド迫力でハラハラしながら見守っていた
ところがこの後振り返った瞬間に目があった。

あんなに真剣に取っ組み合いを繰り広げていたのにいたずらを先生に見つかった子供のようにピタッとやめてしまった

地震を起こしたのはこの馬たちではないか?
とふと思ったのだが、実際この時大地は微動だにしなかった。
あんなに激しくやり合っていたのに音さえ聞こえなかった。
十勝牧場にいるすべてのばん馬が一斉に走ったら地鳴りくらいはするかもしれないが、大地を揺らすには至らないのであった。

時間は忘れたが、こちらも一瞬ドスンと揺れた。震源地は千葉と聞いた。多分縦揺れ...
気温は5月くらいに暖かかったし、ちょっと気味悪い...
大地震、きませんように(((゜д゜;)))


 

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